つがるロマン 詳細
水稲品種「つがるロマン」自家採種

つがるロマンは、津軽の情熱と皆から愛される銘柄米になるようにというロマンを込めて名付けられました。つがるロマンは、コシヒカリの孫あきたこまちの子にあたる品種で、津軽を発祥の地とした銘柄米です。「津軽ロマン」→「つがるロマン」が正式な名称です。
つがるロマンって、どんなお米?
つがるロマンは、食味・品質・耐冷性・耐病性に優れた品種です。程よい粘り、甘みがあり、冷めても美味しくあっさりとした、どこかなつかしい味わいのお米です。
米選機(小粒米・青米・ゴミの除去)と色彩選別機(精密選別)の二重選別しているので大変な手間や時間がかかり販売数量も減りますが、品質と食味の良いお米に仕上がるので、欠かせないこだわりの工程です。


津軽は稲刈り後に長雨が続くことが多く、天日干しをしても水分量にバラつきがでて品質低下につながりますので、籾を均一に乾燥できる乾燥機械(遠赤外線)を使用しております。
熱風乾燥機ではなく遠赤外線乾燥機です。遠赤外線で分子を振動させることで加熱させるため、表面と中心部で温度差が生じません。胴割れを防ぐだけでなく、食味値も上がります。
乾燥機で籾を乾かすと玄米は死んでしまうと思い込んでいる方も少なくありませんが、それは間違いで、玄米は生きています。一般的に販売されている水稲種子や穀物種子も、通常は機械乾燥です。もちろん生きているので芽を出します。
お米が美味しくなる工程は天日干しだけではありません。お米の食味や品質において一番重要なのは、水管理を徹底することです。特に、6月〜8月の成長期における水管理と、登熟期の水管理を徹底することで、お米の食味や品質が決まります。農家は常に田んぼを見まわりに行きますが、それは水管理という重要な仕事のひとつだからです。




